2019/10/02
東京国際大学商学部では、2019年度より課題解決の方法を主体的に学ぶために「ビジネス・ソリューション」を新科目として設置。この授業では、「高い倫理観をもって常識を疑え」というコンセプトのもと、学生が様々な課題にチャレンジしている。9月10日に行われた授業では、キャンパスが所在する埼玉県の産業労働部から、石井順子氏をゲスト講師に招き、埼玉県下の企業研究を行った。
授業は、学生たちに配付された『埼玉県企業ガイド2019』をもとに、グループワークを通して、講師と直接対話しながら進められた。石井講師は授業の最後に、企業研究の視点として、財務業績や公表された数値だけでなく、企業理念や販売している製品・サービスのコンセプト、オンリーワンの強みなど、多角的な視点で捉えることの重要性について語った。
学生からは、「20年以上、埼玉県に住んでいるのに想像した以上に多種多様な企業があることに驚いた」「もし企業理念と自分が合わなかったら続かないと思うので、自分が就職するときには何を優先すべきかを自分自身がしっかりと考えることが重要だと分かった」といった様々な感想があがっていた。学生にとって、企業に対する視野を広げるとともに企業への理解をより深めるいい機会となったようだ。
(東京国際大学HP:https://www.tiu.ac.jp/news/detail/news_20190921.html)