2019/06/07
東京大学教養学部では、「高校生と大学生のための金曜特別講座」と銘打った公開講座を開講し、好評を博している。この講座では、主に同大学教養学部の教員が、自らの専門分野の面白さを分かりやすく伝え、若者たちの進路選択の参考になるような60分間の講義を行っている。
この公開講座は2002年4月にスタート。当初は「高校生のための金曜特別講座」と題して開講していたが、高校生のみでなく大学生にも進路選択の参考となる講義を行っていることから、2018年4月に「高校生と大学生のための金曜特別講座」と名称を変更して開講。主な参加者は高校生だが、下は小学生から上は80代まで幅広い年齢層の方が参加している。また、北海道から沖縄までの50以上の高校にも、オンライン会議システムを用いた双方向通信によってリアルタイムで遠隔配信している。講義後30分間の質疑応答の際には、遠隔配信先からも質問ができる。全国の高校生たちからの鋭い質問の数々に、高校生同士で刺激を受けることもできる。
これからの開講予定として、「2019年度夏学期プログラム」の6月~7月期には計4回の公開講座がラインナップされている(6/7, 6/21, 7/12, 7/19)。冬学期にも開講予定。「高校生と大学生のための金曜特別講座」の会場は東京大学教養学部(駒場Ⅰキャンパス)、日時は金曜日17:30~19:00(詳細はHPを参照)。参加費無料、事前申し込み不要、定員約200名(先着順)。受講希望者は当日開始時刻までに直接会場へ。遠隔地の高校へのインターネット配信も随時受付中(手続きはHPを参照)。
(東京大学HP:http://high-school.c.u-tokyo.ac.jp)