2019/04/23
人間総合科学大学の4月10日付ホームページによると、同大学ヘルスフードサイエンス学科の学生チーム(3年生3人、2年生2人)が、マカダミア(原産地:オーストラリア)の革新的な新製品アイデアを募ったコンテスト「オーストラリア・マカダミア・イノベーション・チャレンジ2」(オーストラリア・マカダミア協会主催)の最終審査でチームエントリー部門「最優秀作品賞」を受賞。同大学のヘルスフードサイエンス学科は開設2年で国際大会の頂点に立つ偉業を成し遂げた。
このコンテストは、生産者支援を目的にオーストラリア・マカダミア協会がオーストラリア、日本、中国在住の学生や、食品開発分野で働く専門家を対象に実施している催し。人間総合科学大学ヘルスフードサイエンス学科の学生チームは約180組の中からファイナリスト10組に選ばれ、4月4日にオーストラリアのバイロンベイで最終審査が行われた。最終審査では作品の調理、英語による商品説明が繰り広げられ、審査員との質疑応答、市場に出た際のアピールポイントなども審査された結果、最優秀作品賞の受賞が決まった。受賞作品は、オーストラリアのビスケットをベースに「マカダミアナッツと日本の伝統的食文化を融合」させることがテーマ。そのテーマに沿って、日本らしさを表現するために、そば粉や地元の神亀酒造株式会社 (埼玉県蓮田市) の酒粕などを生地に練り込み、その上にマカダミアナッツをあしらった焼き菓子を作り上げた。
(人間総合科学大学HP:https://www.human.ac.jp/news_detail.php?id=492)