2019/02/21
文科省は2月20日、国公立大2次試験の確定志願者数を発表した。翌21日にアップされ同省のホームページによれば、国立大の確定志願者数は、前年度比52人減の33万153人で、志願倍率は4.2倍、公立大が同4180人増の13万9683人、志願倍率は6.3倍で前年度と変わらなかった。国公立全体では46万9836人と前年度より4128人増え、志願倍率も4.7倍で0.1ポイント上がった。試験日程別の倍率では、国立大の前期3.0倍、後期9.5倍。公立大の前期4.0倍、後期12.1倍、中期13.7倍となった。また、国立大で志願者が最も多かったのは千葉大の1万611人で、北海道大の1万341人、神戸大の9959人が続いた。
国公立全体の学部系統別・志願倍率は、「人文・社会」5.1倍、「理工」4.4倍、「農・水産」4.1倍、「医・歯」5.0倍、「薬・看護」5.4倍、「教員養成(国立)」3.9倍、「その他」5.2倍という状況だった。センター試験の成績で門前払いする「2段階選抜」は国公立全体の前期日程で28大学48学部が実施し、不合格者は3660人。中・後期日程では2月20日現在、12大学16学部が実施し、2907人が不合格となっている。