2017/11/13
大学入試センターは11月13日午前、現行のセンター試験の後継で2020年度に導入する「大学入学共通テスト」の課題を検証するための試行調査を開始した。これを報じた産経新聞(11/13)によれば、実施期間は11月24日までで、国公私立高・中等教育学校の約38%に当たる約1900校、延べ約19万人の生徒が参加する。
初めて一部で記述式問題を採用する国語と数学I・Aのほか、マークシート式の数学Ⅱ・Bや地歴公民、理科について、各校で日時を決め原則1校につき1科目を受ける。13日は全国の333校で実施。センターは12月に、問題と正答率の速報値も公表する。各問題の正誤や正答率などの個人成績は学校に報告するが、個人や学校ごとの成績は公表しない。