2017/06/22
立教大学観光学部の庄司貴行教授は5月、ゼミナールの追加講座として「英語による日本酒・ワイン講座」を開講した。これを報じた総合情報のリセマム(6/22)によれば、目的は日本酒や日本ワインを英語で説明できる人材を養成すること。NPO法人や企業の協力を受け、観光産業の現場が抱える課題を実感する場を設けた。どんな風味、香りだろう…そしてどのように伝えようか。
庄司教授によると、訪日外国人旅行者が急増する地域では、観光客の要求にあった食事、宿泊、観光などを提案したいが、英語が不自由なためコミュニケーションに悩んでいるという者が少なくないという。そこで、正規のゼミとは別に、日本酒や日本ワインを題材に“おもてなし”とビジネスの橋渡しを学ぶ場を用意した。16人の学生たちは、知識を吸収しながら学んでいた。