2017/02/02
大学入試センターは2月2日、1月14、15日に行われた大学入試センター試験の平均点や受験者数を発表した。これを報じた読売新聞(2/2)によれば、受験者数は54万7892人で前年より1万1064人増えた。志願者全体に対する受験率は95.13%だった。科目ごとの平均点では、導入3年目の生物基礎が過去最高の39.47点。
一方、物理基礎(29.69点)、日本史A(37.47点)、化学(51.94点)の3科目は過去最低となった。大手予備校の河合塾によると、今回は国語の難易度が上がり、平均点は昨年より22.43点下がって、過去5番目の低さとなった。同塾では「現代文の問題文が長く、内容も難解だった。主要教科だけに影響が大きかった」と分析している。