2016/11/21
九州大は11月21日、新学部「共創学部」を2018年4月に設置する構想を発表した。これを報じた朝日新聞(11/21)によれば、九州大の学部新設は1967年の歯学部以来51年ぶりで、12番目の学部となる。人文・社会・自然科学といった学問分野を横断する「文理融合教育」を掲げ、留学も義務化。定員は1学年105人。17年3月までに文科省に申請し、同年8月の認可を目指す。九州大によると、既存学部の定員を5%ずつ削減するため、入学定員総数は約2600人で変わらない。
「共創」を「複雑化するグローバル社会の課題について、多様な人々と共に構想し、新たな物事を創造する」などと位置づけ、「文系マインドと理系マインドを兼ね備えた人材の育成」を目指すとしている。一般入試のほか、推薦やAOなどの特別入試を検討しているが、詳細は17年3月以降に発表する。