2016/08/23
秋田県は、県立大本荘キャンパスのシステム科学技術学部の学科再編構想を固めた、と朝日新聞(8/23)が報じた。同紙によれば、育成に力を入れる航空機産業に対応する「知能メカトロニクス学科」を新設し、現行の4学科を5学科にする。年度内にも文科省に再編を申請し、2018年度からの実施を目指す。
現行は①機械知能システム学科、②電子情報システム学科、③建築環境システム学科、④経営システム工学科の4つ。このうち、機械知能と電子情報のシステム2学科を再編し、新たに機械工学科(定員60人)と知能メカトロニクス学科(同60人)、情報工学科(同40人)の3学科を新設する。学部の総定員240人に変更はない。機械工学科は人や環境に優しい高度機械システムの研究や開発で社会インフラやエネルギー分野で活躍する人材を育成。知能メカトロニクス学科は、機械制御や電子材料の先端研究などで航空機のほか自動車分野での人材も育てる。