2016/03/16
文科省は3月15日、「2014年度大学等におけるインターンシップ実施状況」について調査した結果を公表した。これを報じた総合情報のリセマム(3/16)によれば、インターンシップに参加した大学生や大学院生は、全体の2割にあたる約58万人。インターンシップを単位認定している大学は、前年度より24校増の566校であった。調査は2015年度8~9月、大学776校(学部752校・大学院627校)、短大346校、高専(高等専門学校)57校を対象に実施した。学生のインターンシップ参加状況を把握・関与している大学は95.4%で740校。
インターンシップの参加学生数は右肩上がりに増え続けており、2014年度は学部生、大学院生全体の20.7%にあたる58万365人が参加した。実施学年は「学部3年」「修士1年」「短大1年」「高専4年」、実施時期は「8月・9月(夏期休暇期間中)」、実施期間は「2週間未満」がもっとも多かった。また、単位数は「2単位以下」での実施が多く、大学や短大は「2単位」、高専では「1単位」がもっとも多かった。