2016/02/04
大学入試センターは2月4日、2016年度大学入試センター試験の実施結果を発表した。志願者数は56万3768人、受験者数は前年度比6291人増の53万6828人、受験率(受験者数/志願者数×100)は95.22%で、過去5年間でもっとも高かった。今回の試験では、高校の新学習指導要領の実施に伴う経過措置がなくなり、工業数理基礎を除いた科目で新課程による受験となった。
平均点は、国語(200点満点)が129.39点、数学I・A(100点満点)55.27点、数学II・B(100点満点)47.92点、英語(200点満点)112.43点、英語リスニング(50点満点)30.81点。平均受験科目数は5.59科目。なお、世界史A、日本史A、倫理、地学、化学基礎、韓国語の6科目で、過去最低となった。センター試験参加大学数は、前年比4大学増の693大学(国立大学82、公立大学84、私立大学527)で過去最高となる。