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　夏休みシーズンに入り、多くの大学では受験生向けにオープンキャンパスを開催している。ほとんどの大学が受験生にキャンパスまで来てもらっているが、誰もが大学まで訪問できるとは限らない。東洋大は、オープンキャンパスへの参加が難しい海外や遠隔地に住む受験生の情報格差を解消することを目的に、「TOYOWebサポート」の運用を開始した。これを報じた同サポート（8/1）によれば、Web会議システムの技術を利用し、自宅にいながらWebを通じて対面での入試相談をすることができる。

　5月中旬から、大学スタッフの派遣が困難な遠隔地の合同進学相談会の会場との接続や、海外在住の受験生との個別相談などで運用を開始し、活用場面を徐々に広げてきた。受験生はWeb上で希望日時などを選択し、相談内容などを入力して申し込みできる。受験生の相談に対応するのは、主に東洋大の在学生スタッフ。 最近では大学のグローバル化も進んでおり、東洋大にも海外からの留学生が多く入学している。全ての授業を英語で行う学科があることに加え、中国からの留学生も多い。そのため「TOYOWebサポート」では日本語だけでなく、英語と中国語での対応も行っている。